勉強が出来るとは? - e-jigsaw.blogspot.com
最近、はてなーを賑わせている「勉強が出来るとは」というエントリーに共感したりいろいろ感じながら読んでいる。私の場合、小学生の頃は運良く勉強が出来ることを隠さなくても楽しめる仲間がいた。テストが100点なのはデフォだったし、凡ミスで90点だった時なんかは周りの100点だった奴に自慢されたりなんかしてた記憶がおぼろげにある。100問計算プリントのタイムを競ったりしたなぁ。今思うと、当時も多少は蔑視されているのに薄々気付いていたのかもしれない。
私に変調を来しはじめたのは中1の頃。一発目のテストで学年1位という成績を取ってしまったことが慣れていないクラスだけでなく、学年全体に広がった。全く知らない奴からも頭がいい、と指を指されるようになった。(正直言うと、ちょっとモテたので羨まれてたしそのことで陰口を叩かれたりした)
次の中間テストでは全く勉強しなかった。元来私は一般に言う勉強というものをしない性質だったので(小中の頃はほとんどノートを取っていなかった)別にそれでも点数が取れると思っていた面もあったのかもしれない。結局、20番台に一気に転落した。期末では、ちょっと本腰入れて勉強したため2位まで浮上した。
そのことがあってか、後期には学級委員長を先生に強制的にさせられた。「生徒会か、委員長か選べ」と脅された。生徒会なんか真っ平だったので、委員長にとりあえずなった。この辺からいよいよ蔑視をひしひしと感じ始めた。そんな私が取った行動は「授業中に寝る」ことだった。一日に寝る割合がだんだん増えて、最悪の頃には昼夜が完全に逆転した生活を送るようになった。思春期だし、当然にきびが鬼の如く発生した。元来肌の弱い体質だったので、余計に。(これの影響で中学3年の9月を一ヶ月程休校したり。顔が血まみれになって、とても外出できる状態じゃなかった)鬱でストレスにまみれた生活だった。
このライフスタイルはずっと直らず、受験前でも平然と授業では爆睡だった。懇談会の度に授業中寝てることを指摘される。卒業式でも爆睡で(一年の時は委員長だったから、最前列で爆睡だった)先生に散々怒られたなぁ。危機感を感じ始めたのは高専に入ってからだった。中学では適当にこなしてきたけれど、さすがに高専の学問は「勉強」をしないと無理だ。でも、勉強の仕方が分からない。小中の頃勉強の仕方についてちゃんとやってなかったツケが回ってきた。
今はツケを返しながら、自分に合った勉強法を模索している。
勉強が出来る、とは何かを「学びたい」と思ったときに学ぶことの出来る能力だ。